
こんにちは。ラケットトラベルです。
テニスのプレー中、サーブのトスを上げた瞬間に太陽が目に入って眩しかったり、コートからの照り返しでボールが見えにくかったりすること、ありませんか。
目を守るためにサングラスを探してみても、種類が多すぎて迷ってしまいますよね。
特に、有害な紫外線をしっかり防ぐuv400基準を満たしていることは絶対条件ですが、それ以外にもチェックしたいポイントがたくさんあります。
例えば、女性に人気のレディース向けモデルや、普段メガネをかけている方に必須の度付き対応、さらには光の反射を抑える偏光レンズ、紫外線の量で色が変化する調光レンズなど、機能は本当にさまざまです。
また、レンズの明るさを示す可視光線透過率も、プレー中の視界に大きく影響する重要な要素だったりします。
今回は、世界中のアスリートから圧倒的な支持を集めるオークリーと、テニス専用ギアとして長年の実績があるプリンスの2大ブランドを徹底的に比較してみました。
それぞれの特徴や機能の違いを分かりやすく整理していくので、あなたにぴったりのアイウェア選びの参考にしてもらえると嬉しいです。
- uv400がテニスにおける眼球保護と美容に与える影響
- 可視光線透過率や偏光、調光などレンズ技術の基礎知識
- オークリーとプリンスの独自機能や代表モデルの違い
- プレースタイルや悩みに合わせた最適なサングラスの選び方
テニスサングラスuv400、オークリーとプリンス比較
まずは、テニス用のサングラスに求められる基本的なスペックと、オークリー、プリンスそれぞれのブランドが持つ特徴について詳しく見ていきましょう。どちらも素晴らしいブランドですが、設計の考え方がかなり違うので比べてみると面白いですよ。
uv400による眼球保護と美容効果
テニス用サングラスを選ぶ上で、最も基本であり絶対に外せないスペックがUV400です。これは、波長が400ナノメーター(nm)までの有害な紫外線を、ほぼ100%(あるいは99.9%)カットできる機能を持っていることを示す国際的な基準になります。

テニスは、他のスポーツと比べても屋外でのプレー時間が極めて長くなりがちですよね。週末に半日ずっとコートにいる、なんてことも珍しくありません。だからこそ、紫外線による眼球へのダメージリスクはかなり深刻に考える必要があります。
紫外線の蓄積がもたらす眼疾患のリスク
紫外線を長期間にわたって目に浴び続けると、白内障や翼状片(よくじょうへん:白目が黒目に乗り込んでくる疾患)といった、元には戻らない眼疾患のリスクが大幅に上昇してしまいます。
紫外線と眼疾患の関係については、環境省の資料でも、眼への影響として急性の紫外線角膜炎と、慢性の翼状片・白内障が挙げられています。目を紫外線から守る必要性を知るために、こちらも参考になります。(出典:環境省『紫外線環境保健マニュアル2015』「紫外線の眼への影響」)
注意したいポイント:サングラス非着用時のリスク
紫外線の強い環境下において、サングラスをかけていない人は、常用している人に比べて翼状片の発症率が3.6倍から4.6倍にも跳ね上がると言われています。また、急激に強い紫外線を浴びることで、雪目と呼ばれる急性の光角膜炎を引き起こすこともあります。
こういったトラブルを未然に防ぐためには、単に色が濃いだけのレンズではなく、UV400の基準を完全に満たしたレンズを着用することが本当に大切かなと思います。
目からの紫外線が肌の日焼けを作る?美容的側面
さらに見逃せないのが、眼球への紫外線曝露がもたらす美容的な側面です。
実は、紫外線が目に入ると、脳がそれを「全身への物理的な脅威」だと勘違いしてしまいます。そして、全身のメラノサイトという細胞に対して「メラニン色素を作れ!」と指令を出してしまうんです。
つまり、肌にしっかりと日焼け止めを塗って、長袖のウェアでガードしていても、目からの紫外線刺激だけで肌が日焼けしたり、シミができたりしてしまうんですね。これ、結構ショックじゃないですか?
女性プレーヤーにとっての重要性
肌のシミやソバカスを予防するためには、目元のUVプロテクションが必須です。美容の観点からも、UV400対応のサングラスはテニスバッグに必ず入れておきたい必須アイテムだと言えます。
可視光線透過率の選定基準とは
UV400と同じくらい、プレーのしやすさに直結するのが「可視光線透過率(VLT:Visible Light Transmittance)」です。これは、レンズが自然の光をどのくらい通すかを表すパーセンテージの数値ですね。
テニスというスポーツは、視覚的にかなり過酷な条件が求められます。サーブやスマッシュを打つ時は直接太陽の近くを見上げることになりますし、逆に曇りの日や日陰のコートでは、ボールの軌道をしっかり目で追わなければなりません。この相反する条件をクリアするための「ちょうどいい明るさ」を見つける必要があります。
用途によって違う最適な透過率
一般的なサングラスの用途別に、推奨される透過率を見てみましょう。
| 用途・シーン | 推奨される可視光線透過率 | 理由 |
|---|---|---|
| ドライブ・運転 | 20%〜30% | 眩しさを抑えつつ、信号機の色を正確に識別するため |
| ランニング | 20%前後 | 路面のちょっとした変化や段差に気づくため |
| フィッシング(釣り) | 10%〜20%台 | 水面の強い反射を消して、水中の様子を見るため |
| テニス・ゴルフ | 20%〜30% | 芝目やコートのライン、ボールの軌道を正確に追うため |
表からも分かる通り、テニスに最適な可視光線透過率は20%から30%あたりです。

透過率が10%を下回るような、目が見えないくらい真っ黒で暗いレンズは、真夏の強い日差しを遮るのには向いています。しかし、太陽が雲に隠れた瞬間や夕暮れ時、あるいは日陰に入った瞬間に、ボールを見失ってしまうリスクが飛躍的に高まります。暗すぎるレンズは、実はテニスの競技特性にはあまり向いていないんですよ。
偏光レンズと調光レンズの特性
サングラスを探していると必ず目にするのが「偏光(Polarized)」と「調光(Photochromic)」という言葉ですよね。この2つは全く違う機能なんですが、結構混同されがちです。テニスにおけるそれぞれのメリットとデメリットを整理してみましょう。

偏光レンズ(Polarized Lens)のメリットと弱点
偏光レンズは、レンズの中にブラインドの役割をする特殊なフィルム(偏光膜)が挟み込まれています。これによって、特定方向からの反射光を物理的にシャットアウトするテクノロジーです。
テニスでのメリット
オムニコートの砂や、ハードコートの表面からのギラギラした照り返しをカットしてくれます。白線(ライン)やボールの輪郭が劇的にくっきり見えるようになるため、ジャッジへの自信が生まれ、眼精疲労もグッと減ります。
しかし、偏光レンズには構造上の弱点もあります。
テニスは激しく動き回るスポーツなので、踏み込んだりボールを追ったりする時に顔が頻繁に傾きますよね。偏光レンズは「偏光軸」を水平に保つことで効果を発揮するため、顔が傾くと見え方が変わってしまうことがあります。さらに、質の悪いハイカーブの偏光レンズだと、レンズの端の方にいくほど厚みが増してしまい、魚眼レンズのような歪みが生じます。この歪みによってボールとの距離感が狂い、ラケットのスイートスポットを外してしまうリスクがあるんです。
だからこそ、偏光レンズを選ぶなら、歪み補正がしっかり施されたトップブランドの高品質なものを選ぶことが絶対条件になります。
調光レンズ(Photochromic Lens)の罠と注意点
一方の調光レンズは、当たる紫外線の量に応じてレンズの色(濃度)が自動的に変化する特殊なレンズです。
テニスでのメリット
インドアコートとアウトドアコートを行き来する人や、天候が変わりやすい日に最高です。曇りの日でも紫外線は晴天時の約70%も降り注いでいるので、視界が暗くなりすぎず、かつ目をしっかり守る最適な明るさをキープしてくれます。掛け替える手間が省けるのは大きな魅力ですね。
ただ、調光レンズには消費者が陥りやすい「温度依存性という罠」が存在します。
知っておきたい調光レンズの弱点
調光レンズの色が変わる仕組みは、紫外線だけでなく「気温」にも大きく影響されます。実は、気温が低い冬場の方が色が濃く素早く変化し、逆に気温が30度を超えるような真夏日だと、紫外線がたっぷりあっても熱によって化学反応が邪魔され、レンズが思ったほど濃くならないという特性があるんです。
「真夏の炎天下で一番濃くなってほしいのに、あれ?そんなに暗くならないぞ?」と感じる可能性があることは、事前に知っておくべきポイントですね。(※最近ではこの高温時の弱点を克服しつつある次世代型も出てきています)
究極の解決策:調光偏光ハイブリッドレンズ
「じゃあ、反射も防ぎたいし、色も変わってほしい!」というワガママに応えてくれるのが、両方の機能を掛け合わせた調光偏光レンズです。
紫外線量で濃さが変わりつつ、ギラつく乱反射もカットしてくれるという、まさにテニス用アイウェアの一つの到達点ですね。プリンスの「PSU232」などがこれに該当し、全天候でシームレスに使えるため、プレーヤーの間で極めて高い評価を得ています。
オークリーの独自素材とプリズム
ここからは、プロテニスプレーヤーの使用率も圧倒的に高い絶対的王者、OAKLEY(オークリー)のテクノロジーについて深掘りしていきましょう。オークリーの凄さは、とにかく「素材」と「視覚の科学」に対する狂気とも言えるこだわりにあります。

究極の安全性をもたらす特許素材
オークリーのサングラスは、そもそも過酷なスポーツ環境で使うことを前提に、すべてのパーツが専用の素材で作られています。
- Plutonite(プルトナイト): オークリー独自の高純度ポリカーボネートレンズ素材です。一般的なレンズは表面にUVカットのコーティングを塗っているだけなので、傷がつくとそこから紫外線が漏れてしまいます。しかし、プルトナイトは素材そのものにUVカット成分が練り込まれているため、表面に傷がついても紫外線を100%カットする機能が半永久的に続きます。しかも、ショットガンで撃っても貫通しないほどの耐衝撃性を持っているので、至近距離からテニスボールが目に直撃しても確実に守ってくれます。
- O-Matter(オーマター): フレームに使われている特許素材。一般的なアセテートやメタルフレームより約25%も軽いのに、約2倍の耐久性を誇ります。長時間かけていても耳や鼻が痛くなりにくい秘密です。
- Unobtainium(アンオブタニウム): イヤーソック(耳に掛ける部分)やノーズパッドに使われている特殊なゴム素材。普通に使っても滑りにくいんですが、汗や雨などの水分を吸収すると、逆にピタッと肌への密着度(グリップ力)が増すという変態的な性質を持っています。激しいラリーで汗だくになっても、サングラスがズレ落ちるストレスがありません。
視界に革命を起こすPRIZM(プリズム)テクノロジー
オークリーを競合他社から一歩も二歩も引き離している最大の武器が、「PRIZM(プリズム)」と呼ばれるレンズテクノロジーです。
約15年もの歳月をかけて色彩科学を研究して作られたこのレンズは、ただ単に景色を暗くするわけではありません。テニスやゴルフ、ロードバイクなど、特定のスポーツ環境に合わせて光の波長を微調整し、「強調したい色」だけをグッと引き上げ、「邪魔な色」を抑え込むことで、コントラストを極限まで高めてくれます。
テニスで使いやすいプリズムレンズの種類をいくつか紹介しますね。
| プリズムレンズの種類 | 可視光線透過率 | テニスにおける視覚的特長と推奨シーン |
|---|---|---|
| PRIZM FIELD (ベース:ローズ / レッドミラー) | 15% | 白を明るく、青空を鮮やかに。オムニやクレーの土色に対してボールがくっきり浮き立つよう調整。野球やテニスに特化。 |
| PRIZM GOLF (ベース:ローズ / ミラーなし) | 30% | やや明るめで芝の起伏が見やすい。テニスでも曇天時や少し暗い環境でボールの軌道を追いやすい。 |
| PRIZM ROAD (ベース:パープル / ミラー) | 20% | 路面の凹凸を際立たせる。ハードコートでのラインやサーフェスの状況把握に抜群の威力を発揮。 |
| PRIZM BLACK (ベース:グレー / ブラックミラー) | 11% | 裸眼の景色をそのまま暗くした自然な視界。色味の変化が少ないため、長時間の着用でも脳へのストレスが低く目が疲れない。 |
実際にプリズムフィールドを使ってみると、「裸眼で見るより、サングラスを掛けている方がボールがはっきり見える」という不思議な感覚に陥ります。これがオークリーの技術力ですね。
テニスに最適な代表フレーム
フレーム選びも重要です。日本人の顔骨格に合わせたアジアンフィットの定番「FLAK 2.0(フラック2.0)」は男女ともに掛けやすく、レンズ交換も簡単です。
また、前傾姿勢でレシーブを構えたり、サーブのトスを見上げたりする時にフレームが視界を遮らない、一眼(シールド)レンズの「RadarLock Path / Radar EV Path」は、多くのプロ選手が愛用する実践的な形状です。
プリンスの調光偏光とNXTレンズ
一方、グローバルなテニスブランドの老舗であるPrince(プリンス)は、プロだけでなく、私たちのような一般プレーヤーやシニア層、女性プレーヤーが抱える「リアルな悩み」に寄り添った、極めて実用的なアイウェアを作っています。

独自のフレキシブル調整機能がすごい(PSU232 / PSU233)
プリンスの大ベストセラーモデルである「PSU232」と、ややワイドレンズになった「PSU233」は、先ほど説明した「調光」と「偏光」をひとつのレンズに詰め込んだハイブリッドモデルです。太陽光に合わせて可視光線透過率が約30%から12%の間でシームレスに変化し、照り返しも強力にカットします。
購入時には、レンズカラーによる数値の違いも確認しておきましょう。プリンス公式のPSU232製品情報では、可視光線透過率はグレーレンズが約30%〜12%、ブラウンレンズが約27%〜11%、UVカット率は99.9%と案内されています。調光・偏光機能やノーズパッドとテンプルの調整機能も、メーカーの説明で確認できます。(出典:プリンス公式サイト『PSU232 調整機能付き調光偏光サングラス』)
しかし、このシリーズが日本で爆発的に支持されている本当の理由は、レンズ性能だけではありません。手動で自由に曲げて調整できるノーズパッドとテンプルにあります。
海外製のスポーツサングラスって、基本的に「決められた完成品の形に、自分の顔を合わせる」ようなところがあるんですよね。でもプリンスは、鼻パッドの角度や高さ、耳に掛ける部分の形を、自分自身の指でグイッと曲げて微調整できるんです。
- 笑うと頬骨にレンズが当たってズレる
- まつ毛が長くてレンズの内側を汚してしまう
- 耳の後ろがどうしても痛くなる
こういった、個人の骨格からくる悩みを、この調整機構が完全に解消してくれます。さらにフレームには光触媒加工が施されていて、汗によるバクテリアの繁殖を防ぎ、清潔に保てる工夫までされているんですよ。
上級者向け:全天候対応の最強レンズ:NXT調光(PSU040 / PSU050)とハイコントラスト偏光の「2本持ち」戦略
もうひとつ、プリンスの技術力の高さを象徴するのが、イタリア製のNXTポリマーを採用した調光レンズシリーズです。
この「NXT素材」というのは、もともと軍用ヘリコプターのフロントガラス等に使われる防弾ガラスの技術を応用したものです。メチャクチャ軽くて割れにくく、光学的な歪みがほとんどないという最強クラスの特性を持っています。
驚異的な透過率の変化幅
NXT調光レンズの凄さは、色の変化幅の広さにあります。気温22度くらいの場合、可視光線透過率が約90%(ほぼ透明な伊達メガネ状態)から、約20%(しっかり濃いサングラス状態)まで変化します。
これ一本あれば、薄暗いインドアテニススクールでのレッスンから、真夏の屋外コートでの試合まで、サングラスを外すことなく完全に対応できてしまいます。最近はマスクをつけてプレーする方も多いですが、レンズが曇りにくいベンチレーション(通気)設計が採用されているのも嬉しいポイントです。
テニスのプレー環境は本当に多様ですよね。中学1年生から25年間テニスにのめり込み、これまで200本近くのラケットを自身の目でテストしてきましたが、ギアの適材適所な使い分けがプレーの質を大きく左右することは間違いありません。
さらに踏み込んで快適な視界を追求するなら、NXT調光レンズ(PSU050やPSU340)と、「プレミアハイコントラスト偏光サングラス(PSU731、PSU730、PSU630)」を併用するスタイルが最強かなと思います。
それぞれのレンズが持つ強みを極限まで活かす、こんな贅沢な使い分けですね。
- インドアや曇天・ナイター(NXT調光:PSU050 / PSU340)
透過率約90%の圧倒的なクリアさを活かし、光量が少ない環境での視界確保と物理的な眼球保護に特化させる。 - 猛暑日や強烈な日差し(ハイコントラスト偏光:PSU731 / PSU730 / PSU630)
調光レンズが苦手とする「気温が高い真夏」でも確実に濃い視界をキープ。ミラーコーティングとハイコントラスト偏光機能で、強烈な日差しと照り返しを完全にシャットアウトする。
先ほどもお伝えした通り、便利な調光レンズにも「気温が30度を超えるような真夏だと、熱の影響で化学反応が阻害され、レンズが十分に濃くならない」という弱点があります。
そこで、炎天下のピーク時専用として、最初から色が濃く、光を物理的に跳ね返すPSU731やPSU630などを投入するわけです。この組み合わせなら、一年中どんな過酷な環境でも視界の死角がなくなります。
一見するとかなり贅沢な使い方に感じるかもしれません。
ただ、天候や光の強さに合わせてアイウェアを切り替えることは、眼の疲労を最小限に抑えるための極めて論理的なアプローチです。
普段、スポーツトレーナーとして身体の動きやケアを指導していますが、眼精疲労は知らず知らずのうちに首や肩の力みにつながり、結果的に全身の反応スピードやフットワークを鈍らせてしまいます。
一瞬の判断と正確なボールコンタクトが求められるコート上で、視界のストレスをゼロにするこの「2本持ち」戦略。テニスの質をもう一段階引き上げたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
最適テニスサングラスuv400、オークリーかプリンス
ここからは、具体的なユーザーの悩みやプレースタイルに合わせて、オークリーとプリンスのどちらが最適解になるのかを探っていきますね。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

レディース向け美容特化レンズ
女性プレーヤーがサングラスを探す背景には、「絶対に日焼けしたくない」「顔に跡がつくのは嫌」「スポーティすぎる厳ついデザインは避けたい」「視界が暗くなるのが怖い」といった、様々な心理が働いていますよね。
この層への最適解は、ズバリPrinceの「PSU333(メラニン偏光)」、または「PSU050(NXT調光)」かなと思います。
肌のシミ対策に直結する「PSU333」
PSU333は、レンズ素材の中に人工メラニンを練り込んでいるという、非常に珍しい美容特化型モデルです。
乱反射をカットする偏光機能に加えて、この人工メラニンが紫外線の刺激を吸収し、ブルーライトも95%カットしてくれます。これにより、眼精疲労を防ぐだけでなく、「肌の過剰なメラニン生成を物理的に抑える」という明確な美容メリットがあります。
デザイン的にも、マゼンタなどのカラーリングが女性のテニスウェアに合わせやすく、ピンクやブラウン系のレンズは肌の血色を良く見せてくれる効果もあります。
サングラスとウェアの組み合わせや、腕・首元まで含めた日差し対策も考えたい方は、テニスウェアはレディースの50代必見!体型カバーと規定を解説も参考にしてみてください。インナーや帽子など、合わせて使うアイテムを選ぶヒントが見つかりますよ。
女性に特化したNXT調光「PSU050」
もうひとつのPSU050は、女子テニスプレーヤー向けに特化して作られたモデルです。柔らかな印象を与える丸みを帯びたレンズ形状を採用し、肌色が綺麗に見えるピンクレンズが設定されています。
先ほども触れましたが、プリンスのサングラスはノーズパッドを高く調整できるので、「まつ毛が当たってマスカラが落ちる」という女性にとって死活問題のストレスを回避できるのが、実はめちゃくちゃ実用的なメリットだったりします。
度付き対応時の視界の歪み対策
普段メガネを使用しているプレーヤーにとって、度付きのスポーツサングラスを作るのは「費用の高さ」と「ハイカーブ特有の視界の歪み」という高いハードルがあります。
度付きサングラスの費用や、レンズの厚み・調光・偏光といった選択肢を先に整理したい方は、度付きサングラスなら眼鏡市場とjinsどっち?徹底比較しますも参考にしてみてください。一般的な度付きサングラスの購入時に、どこを比較すればよいか把握しやすくなります。
本格志向なら「OAKLEY RX(純正度付き)」
予算が確保できるシリアスな競技者であれば、オークリーの純正度付きレンズ(OAKLEY RX)が究極の選択になります。
オークリーの「Oakley True Digital (OTD)」という技術は本当に優秀で、レンズの端をレーザーで加工することで厚みを最大40%も削り落とし、強度数のメガネで問題になる周辺視野の歪みを徹底的に補正してくれます。これにより、一般的なメガネと同じように120度以上の広い視界を確保しながら、あの「PRIZMテクノロジー」の恩恵を受けることができます。
FLAK 2.0などのフレームで作れば、パフォーマンス向上に直結する最高の投資になるはずです。
コスパと手軽さならプリンスの「キャップ装着型(PSU650 / PSU651)」
「さすがに度付きのオークリーは高すぎる…」「コンタクトの日とメガネの日があるし…」という方には、プリンスの帽子装着型偏光サングラスが圧倒的におすすめです。
普段のメガネがそのままスポーツサングラスに
これは、キャップのツバにクリップでカチッと取り付けるタイプの偏光サングラスです。普段使いのメガネの上から、そのままレンズを下ろして使うことができます。
煩わしさがなく、将来的に視力が落ちてメガネの度数が変わっても、サングラス本体を買い替える必要がありません。上下や前後の角度調整もでき、実勢価格が5,000円〜6,000円前後と非常にコストパフォーマンスが高いので、メガネユーザーの救世主的なアイテムですよ。
競技力向上を狙うシリアス層へ
試合での一球のジャッジの正確さ、強烈な日差しの中でのサーブの安定感など、純粋に「競技での勝利」とパフォーマンス向上を追求するシリアスプレーヤーには、最高峰の光学性能が必要です。
この層への最適解は、OAKLEYの「Radar EV / RadarLock(PRIZM FIELD搭載)」、あるいはPrinceの「PSU730 / 731」になります。
視覚をハックするオークリーのPRIZM FIELD
やはりオークリーのPRIZM FIELDのコントラスト強調機能は強力です。クレーコートの赤土やオムニコートの緑色に対して、黄色いボールが浮き上がるように見えます。
また、Radarシリーズのような一眼(シールド)レンズは視野の中央にフレームの切れ目がないため、上空のロブを追いかけたり、サーブのトスを見上げたりする際に、視線がフレームに遮断されるストレスが一切ありません。一瞬の反応遅れが命取りになる競技シーンでは、この「視界の広さ」が絶対的な武器になります。
AIを活用したプリンスのプレミアハイコントラスト
対するプリンスの「PSU730 / 731」も負けていません。これらは独自の「Volt+テクノロジー」を活用したハイコントラスト偏光レンズを採用しています。自然な色合いを保ちながら、特定の色調だけを強調し、さらにミラーコーティングで強烈な反射グレアを抑え込みます。
競技においてボールの輪郭を極限まで明瞭にしたいなら、どちらを選んでも後悔はないハイスペックモデルです。
全天候・インドア両用モデル活用
平日は夜のインドアテニススクールでレッスンを受け、休日は市民大会で屋外のコートを駆け回る。あるいは、天気がコロコロ変わる山間部のコートでプレーすることが多い。そんな「一本でどこでも使いたい」という汎用性を求める層も多いですよね。
この場合の最適解は、間違いなくPrinceの「PSU040 / PSU050(NXT調光)」か、「PSU232 / PSU233(調光偏光)」です。
クリアレンズからサングラスへシームレスに変化
透過率が約90%から20%まで劇的に変化するNXT調光レンズ(PSU040等)なら、インドアの暗い照明の下では、ほぼ透明なクリアレンズとして機能してくれます。視界を暗くすることなく、風やホコリ、至近距離からのボール直撃から物理的に目を守ってくれるわけです。
そして、そのまま屋外に出れば、紫外線を感知して瞬時に濃いサングラスへと変化します。いちいちサングラスを掛け替える面倒さがゼロになります。
アウトドアでの砂入り人工芝コート特有の「乱反射」も絶対に防ぎたいという欲張りな方には、偏光機能も付随するPSU232/233の調光偏光ハイブリッドを選べば、一切の妥協なく快適な視界を手に入れることができます。
総括:テニスサングラスuv400、オークリーとプリンス
ここまで、テニスにおけるサングラスの重要性と、オークリーとプリンスの特徴について詳しく比較してきました。
最後に、両ブランドの立ち位置をまとめると、以下のようになります。
OAKLEY(オークリー)
「アスリートのための究極の光学兵器」です。一切の妥協を許さない耐衝撃素材(プルトナイト)と、視覚を科学的にハックするPRIZMテクノロジー。価格は高価ですが、確実な競技力向上と安全性という最高のリターンを約束してくれます。
Prince(プリンス)
「テニスプレーヤーの実用的な課題解決ソリューション」です。優れたコストパフォーマンスと、日本人の骨格の悩みを解決する手動調整機構。美容を意識したメラニン抑制レンズや、インドア・アウトドアの移動に合わせた調光・偏光ハイブリッドなど、現場のリアルなニーズに応え続ける優しさがあります。
あなたがサングラスに何を一番求めるのか(視認性なのか、美容なのか、コスパなのか、度付きの利便性なのか)を明確にすれば、自ずと選ぶべき一本が見えてくるはずです。
なお、調光レンズの色変化にかかる時間や、各モデルのフィット感などは、個人の感覚や使用環境(気温や紫外線量など)によって変動する一般的な目安となります。
目の健康や視力に関わる大切なギアですので、最新の価格や仕様については各ブランドの公式サイトを確認していただき、度付きレンズを作成する際などは、ぜひ信頼できるメガネ専門店のスタッフさんや専門家にご相談されることをおすすめします。
しっかりと目を保護して、快適なテニスライフを楽しんでいきましょう!


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