(2025年6月26日更新)
試打条件
- ガット:ヨネックス ポリツアープロ 1.30
- テンション:45ポンド
- 使用:3時間 × 3回
NOVA100 | ブレード 100 V9 | プロスタッフ X | |
飛び | 1 | 2 | 3 |
バウンド後の伸び | 2 | 1 | 3 |
スピン | 3 | 1 | 2 |
コントロール | 1 | 2 | 3 |
面安定性 | 2 | 1 | 3 |
総合 | 2 | 1 | 3 |
今回は「プレステージ卒業ラケット最終候補6本目」を決めるための比較。
選んだのは、しなり・打ちやすさ・飛びすぎない安心感を持つ3本:
- DIADEM NOVA V3 100
- WILSON BLADE 100 V9
- WILSON PRO STAFF X V14
どれもミスが少なく、感触も悪くなかったけど、最終的に残すのは1本。
最後まで迷ったけれど、自分のプレースタイルを考えたうえで、今回はブレード100を残すことにした。
サーブスピード比較(平均)
※20球中、最大・最小を除いた18球の平均
ラケット | 自分 | パートナー |
---|---|---|
NOVA100 | 177km | 175km |
ブレード100 V9 | 176km | 174km |
プロスタッフX V14 | 175km | 172km |
打って感じた比較ポイント(自分の視点)
🔸共通して良かった点
- とにかく扱いやすい
- 打球感も好みの系統で、どれも「悪くない」と思えた
- 打球感の好きな順は:ブレード100 → NOVA100 → プロスタッフX
🔸NOVA100の印象
- 3本の中で最もバランスが良く、守備時の安定感がとにかく高かった
- 「相手に攻められてるときに頼れる感覚」があり、良い意味で黄金スペックらしさを感じた。
- 飛びは一番出ている印象だが、ガットのたわみ感が強く、打球感としては一番“やわらかい”
🔸ブレード100の印象
- 力の伝わり方・バウンド後の伸び・攻撃時の安定感が抜群
- 純粋な飛びはNOVAの方が上だが、球質の良さはブレード100が上だった
- 面の安定性も十分で、ブレードの“クセのなさ”が安心できる部分でもあった
🔸プロスタッフXの印象
- 正直、期待していたほどは合わなかった
- “乗り感”は確かに強く、レスポンスも良い
→ ただこの中では打球感が軽く感じてしまい、物足りなさが残った - 決して悪くはないけど、この3本の中では埋もれてしまった感覚があった
- 「ブレード100やNOVA100をチューニングして重さを合わせれば、そっちの方が安定して使える」と感じた
パートナーの視点(受けて感じた印象)
- 全体的に大きな差はなかったものの、ブレード100の球の質が一番良かったとのこと
- NOVAもミスが少なく、やや軽めだが良い球は出ていた
- プロスタッフXは、明らかにボールの伸びがなかった
まとめ:ブレード100を最終候補に決定
今回はブレード100を6本目の候補として残すことにした。
- 攻撃的な展開になったときの球質と安定感
- 全体のバランスの良さ
- ガットや重さで調整したらさらに合いそうな“伸びしろ”
このあたりを考えて、最終的にブレード100だった。
次回予告
これでついに最終候補6本が出そろった。
- Eゾーン100ツアー
- グラビティツアー98
- SX300ツアー
- アクシス100
- ビースト98
- ブレード100
次回はこれらを最終的に打ち比べて、“プレステージ卒業ラケット”を1本に決める予定です。
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