Prince ビースト98 vs Wilson ブレード100|打球感か攻撃力か、最後まで悩んだ2本

rackettravel

30代後半、テニス歴20年。週に1〜2回の限られた時間、もっと気持ちよく、長くテニスを楽しみたい。
長年使ってきたプレステージを卒業し、“いまの自分に合う1本”を本気で探す旅に出ました。
ラケット選びで悩むあなたの参考になればうれしいです。

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ウイルソン

(2025年 6月25日更新)

どちらもヨネックスのポリツアープロ1.30を45ポンドで使用。
同日に3時間程を計5回使用して比較した。


ビースト 98ブレード 100 V9
飛び
バウンド後の伸び
スピン
コントロール
面安定性
総合

今回はビースト98とブレード100の比較

第6回目の卒業ラケット候補比較。
今回は「Prince ビースト98」と「Wilson ブレード100」の比較。
“細マッチョ系”の中で自分も気に入っていて、パートナーからも高評価だったビースト98と薄ラケのブレード100との比較。

どちらも気に入っていただけに実際に打ち比べると、「どちらを残すか?」は想像以上に難しかった。


サーブスピード比較(平均)

※20球中、最大・最小を除いた18球の平均

  • ビースト98:平均179キロ(自分)/平均177キロ(パートナー)
  • ブレード100:平均176キロ(自分)/平均174キロ(パートナー)

打って感じた比較ポイント(自分の視点)

🔸共通して良かった点

  • スピン性能と面の安定性は両者ともに安心して使えるレベル
  • 「どちらもコントロールがしやすく試合で使えるラケット」という手応えがあった

🔸ビースト98の印象

  • スピードが出しやすく、バウンド後の伸びも明らかにあった
  • スピンは「程々」だけど、その分直線的な攻撃がしやすい
  • 打球感は弾き系の中では“乗り感”もある
    → 前回のファントム100よりも「乗る感じ」は強く感じた(ファントム100は薄ラケの割には弾く感じ)
  • 自分のスイングパワーでは、むしろビースト98の方が乗る感覚がはっきり伝わってきた
  • 打球感自体はスッキリしていて、振動は少なめ

🔸ブレード100の印象

  • この2本の比較では打球感の乗り感がより強く、コントロールしやすかった
    → ミスが少なく、ストロークでの安定感は抜群
  • 飛び・スピン・伸びなどはすべて「ビースト98の方が良かった」けど、全体のバランスが非常に良く十分
  • 特に「振りやすさ」が際立っていて、もっと重さを足したり、ガットを変えたりすれば化けそうな気がした

パートナーの視点(受けて感じた印象)

  • ビースト98の方が球が重く、伸びもあり、良い球質だったとのこと
  • ブレード100もミスが少なく、質の高いボールも出ていた印象だったが、比較するとビースト98の方が強かった

まとめ:今回は決めきれず、次回へ持ち越し

今回は「どちらかを落とす」つもりで比較していたけれど、またしても決めきれなかった。

  • 打ちやすさやコントロールのしやすさではブレード100
  • スピード・伸び・攻撃力ではビースト98

このままでは選べないので、次回は「NOVA100・ブレード100・プロスタッフX」の3本がやや飛びが抑え目で扱いやすくコントロールしやすいラケットだと思い、再度比較して最終候補の6本目を決め、その中から最後の1本を選ぶことにする。

ブレード100ならプロスタッフXが重量的にも、いろいろ使いやすそうと思ったことと、プロスタッフが好きなパートナーがぜひ入れて欲しいと要望したので、特別に入れることにした。


次回予告

次回は、「NOVA100・ブレード100・プロスタッフX」の3本を使い比べ、
“最後の1枠”を決定する予定です。

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