プレステージ卒業ラケットが決定!最終候補5本を徹底比較【Gravity Tour 98】

rackettravel

30代後半、テニス歴20年。週に1〜2回の限られた時間、もっと気持ちよく、長くテニスを楽しみたい。
長年使ってきたプレステージを卒業し、“いまの自分に合う1本”を本気で探す旅に出ました。
ラケット選びで悩むあなたの参考になればうれしいです。

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2回目の最終候補ランキング!!

比較条件

・同日に5本比較
・ガット:ポリツアープロ1.25、ポリツアーファイア1.25、ルキシロンオリジナル、G-TOUR1、XONE1.34を全てのラケットに47ポンドで使用
・最終一番打ちやすかった組み合わせのガットで比較
グラビティツアー98:ポリツアープロ1.25
(新)SX300ツアー:ルキシロンオリジナル
(旧)SX300ツアー:ルキシロンオリジナル
ビースト98:ポリツアーファイア1.25
アクシス100:XONE1.34

飛び
1位(旧)SX300ツアー
2位ビースト98
3位(新)SX300ツアー
4位アクシス100
5位グラビティツアー98
バウンド後の伸び
1位グラビティツアー98
2位(新)SX300ツアー
3位(旧)SX300ツアー
4位アクシス100
5位ビースト98
スピン
1位アクシス100
2位ビースト98
3位グラビティツアー98
4位(旧)SX300ツアー
5位(新)SX300ツアー
コントロール
1位グラビティツアー98
2位アクシス100
3位(新)SX300ツアー
4位ビースト98
5位(旧)SX300ツアー
面安定性
1位アクシス100
2位(新)SX300ツアー
3位グラビティツアー98
4位ビースト98
5位(旧)SX300ツアー
総合
1位グラビティツアー98
2位(新)SX300ツアー
3位(旧)SX300ツアー
4位ビースト98
5位アクシス100

打ちやすさと期待感のバランスが難しい

今回残した5本は好印象だったのが前提に、前回候補から外したブレード100もそうだけど今使いやすいラケットと、慣れれば今以上に使いやすくなる可能性があるラケット。
そのバランスをどこで取るかということと、本当に良くなっているかが大事だと思う。

今すぐ使うならやや不安定だけど球質の良いビースト98か、前回で候補から外した安定感重視のブレード100がもっとも打ちやすい。

だけどやっぱり自分で打っていても、パートナーの意見もグラビティツアー98とSX300ツアーの方が打ててるボールが良い。
あとはガットで好みの打球感やコントロール感に合わせられるのかだと思う。

今回はSX300ツアーがせっかく候補に残っているので、新作も一緒に候補に入れることにした。

グラビティツアー98 視点

重量を自分の好みに変更したり(グリップをレザーに変更+グリップとフレーム3時9時にそれぞれ2g追加)、ガットなども変更して一番パワーの恩恵を得られてコントロールしやすかったのが、グラビティツアー98。

他のラケットと比べて重量を足しても非常に振りやすいのも良かった。
面の安定性は重量を増したことで上がるけど、操作性が失われないのが良かった。

ポリツアーファイアは正直自分には合わず、リンクスの時まではいかないが使いづらかった。
ポリツアープロや、前回でのブラスト、そしてルキシロンオリジナルではとても良かった。

自分でもスピードが出てバウンド後の伸びが良く感じた。慣れてきたのかコントロールもしやすくなってきた。

あとはしっかり振れているときと、そうでないときがこの候補の中では差が一番ある。
最終候補の中でスイートエリアが狭く、守備面でのサポートはないので一番難しかった。
それだけに期待感も一番あった。

1番気に入り、パートナーの意見も1番良かった。

(新・旧)SX300ツアー 視点

パートナーからの評価が2番目高かったのが(新)SX300ツアー。

これだけ今までの(旧)SX300ツアーが良いんだったら、せっかくだし現行の(旧)SX300ツアーも追加することにした。

打つ前は割と別物って聞いていたけど、元々のユーザーではない為か基本的には似た感じだと思った。
旧作の方が軽く飛ぶ感じがあり、ボールの引っ掛かりもあってスピンはかけやすい感じでより黄金スペック感がある。
新作の方がしっかり振れれば、力が伝わる感がある。剛性感は高くてしっかりしてるけどボールの乗り感もこちらの方が感じる。

自分で打ってる感じでは初速とスピンの掛けやすさは旧作、バウンド後の伸びとコントロール感は新作といった印象。

打球感の好みも新作の方が好みだった。
旧作の方が軽い感じで、新作の方が乗り感がある感じ。

ビースト98 視点

結局使いやすいんだけど、「けど」が付く感じが最後まで取れなかったラケット。
個体差もあるのかもしれないけど、スイングウェイトが軽いのかボールが軽く感じる。

重量も足してみたり、グリップをレザーに変更にしたりしても、やはり打球感の空洞感が少し気になる。
SX300ツアーの方が最終的には打球感も好みだったし、実際のボールも自分自身も受けて側のパートナーも、SX300ツアーの方が良いとなると今回はビースト98ではないなという結論になった。

アクシス100 視点

重量、バランスを変更しては戻したりと、一番いろいろ試してみたラケット。
このラケットに限らずだけど、本当にどれも良いラケットだけど自分にはこのラケットは合わないのだとハッキリわかった。

トップライト気味にしたら確かに扱いやすくなるし、勝手にヘッドがまわる感じではなくなるからコントロールしやすくなるけど、それだと明らかにグラビティツアー98の方が振りやすいし、ボールの質も良かった。

ただこのスペックのラケットとは思えないカチッとした打感と、面の安定感はすごく良かった。

やはり素の状態のトップヘビーの状態で、ガンガン振り回していく人にこそ需要があるラケットだと思う。

まとめ

ラケットはグラビティツアー98に決定!
やっぱり冒頭でも述べた通り、慣れれば良いというところに決定打があった。

今は使いやすいけど、その「けど」が付くところに、不満というか物足りなさを感じるから他のラケットが気になるんだと思う。

自分が慣れてきたことが大きいし、なかなか慣れてくるまでしっかり試したことが今までなかったので、今回は自分の中では良い気付きになった。

正直すごく好きな打球感まではいかないし、すごくコントロールしやすいまではいっていない。
だけど受け手側のパートナーの意見は、グラビティツアー98が一番ボールの質が良かったと言っていたし、自分でも実感があった。

あとやはり自分の感覚はコントロールのしやすさや、打球感の好みにおいては大事だけど、実際のボールは受けてみないと分からないし、受け手側の意見もすごく大事だなと思った。

これからずっとグラビティツアー98という訳ではないかもしれないけど、黄金スペックから薄ラケまでいろいろ長く試してきたので、ある程度の自分の中での指標にはなった。

もうすでにプリンスのツアー98や、ウィルソンのウルトラツアー98が気になっているけど・・・

ただこれだけ試して決めたグラビティツアー98なので、次から新しくラケットが出ても比較しやすいのではないかと思う。

とりあえず今回のプレステージ卒業からのラケット変更は、一区切りしたいと思います。

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