こどものラケットを選ぶときに目安になる一つである年齢やからだの大きさを基準として、今回は書きたいと思います。
幼少期(6歳以下)19インチ
子供が5歳の時にテニスを始めて最初に使ったのが、ウィルソンのロジャーフェデラーというラケット。
19インチ、165g、フレーム厚19mm、フェイスサイズ80インチ。
6歳以下はレッドボール(普通のボールよりも柔らかくて跳ねない)ですることが多いので、ラケットはテニスメーカーであれば、見た目や値段で選んで良いと思います。
値段の目安は4000円ぐらいかなと思う。
レッドボールはこちら
19インチ ウィルソンのラケットはこちら
小学生低学年(6-9歳)23-25インチ
ここでは一般的にはまだレッドボールですることが多いので、体格によって違いはでるけどまだ短いラケットを持つことが多い。
私の子供は小学1年生後半で23インチのラケットに変更。
HEADのラジカル23。長さが23インチで重さ215g。
23インチ ヘッドのラケットはこちら
体格は背の順が前から数えた方が早い、やや小さめの男の子。
とても上手な子が1学年上にも、下にも、それぞれ居てて、どちらも23インチのラケットでしていた。
この時期もラケットで大きな差はないので、重さが合えば見た目で決めて良いと思います。
小学2年生の8月ぐらいに長さ25インチ、重さ240g、グリップサイズは0番のラケットに変更。
扱うボールがレッドボールが主体ですが、もう少し普通のボールに近いグリーンボール(通常大人が使うボールよりもやや柔らかくて、やや跳ねない)も扱うようになりました。
グリーンボールはこちら
テクニファイバーのTファイトのジュニアのシリーズ。
長さ25インチ、重さ240グラム、フレーム厚23mm、8-10歳が対象の目安。
25インチのテニスラケットはこちら
子供の筋力はやや平均より下ぐらいの体力です。
テニススクールの中での小さい大会で準優勝できて、親バカながら喜んでいた時期です。
まだこの長さのラケットだと各メーカーそれほどの特色もないというか、大人が使うラケットと素材だったりテクノロジーが違うことが多いです。
ですのでヨネックスの四角い形のラケットでは少しスイートエリアが広くなるかもしれませんが、そこまで大差ないように感じます。
ですのでメーカーやシリーズよりも、重さや長さをベースに決めて良いと思います。
9歳-小学生高学年 26-27インチ
私の子供は小学3年生の7月のときに26インチのラケットに変更。
この頃はグリーンボールもしくは、通常のボールですることになりました。
グリーンボールの大会は10歳までしか出場できないこと。
通常のボールに近いけど、微妙に違うことで回転を掛けづらいので、打ち方をちゃんと覚えたいからグリーンボールを打たせたくない方は(通常のボールをそのまま打たせたい)、特にある程度の長さは欲しいと思います。
ある程度の重さや長さがないと飛ばないから、むしろしんどかったり衝撃が大きい。
HEADのスピードシリーズの26インチのラケットにしました。
26インチのラケットになると、ラケットによっては大人と同じ素材だったりテクノロジーが使われたラケットが増えます。
素材等でどこまでの恩恵が得られるかは分かりませんが、大人のラケットをころころ試している私としては使用感は大きく変わると思います。
例えばウィルソンではBLX、ヘッドのグラフィン、という素材は大人のラケットにも使用しています。
そんな理由で私はヘッドのスピードを選びました。
ヘッド スピードJr.(26インチ)はこちら
グラファイト素材などのフルカーボンのラケットであれば、しっかりしていますので好みで良いように思います。
そして大人と同じ27インチのラケットに、小学4年生の8月で変更。
テクニファイバーのTファイト255。
名前の通り重さは255gです。
27インチテクニファイバーのラケットはこちら
意外と振れるもんで、3カ月経った時には280gに変更。
背丈や体力は平均からやや平均以下ですが、十分に扱えてます。
280グラムのテクニファイバーのラケットはこちら
そして今の小学5年生の5月から黄金スペックの長さ27インチ、重さ300gバランス320mmを使用。
黄金スペックのラケットをAmazonでみる
正直少し重ためな気も少し重たい気もするけど、なぜ黄金スペックなのか。についてはまた後日書きたいと思います。しますが、この3カ月のあいだ問題なく使用できています。
まとめ
メーカーの目安で書いてある年齢は思っているよりも低めに書いているように思います。
軽いから、短いから、しっかり振れるという考え方なのかもしれません。
ただ私はちゃんと振れてないけど、振り回し過ぎてコートに入っていないようにも感じますし、少々重たい方がしっかり体で振る感覚を養えて良いように思います。
ある程度の重さや長さがないとボールが飛ばないので、むしろしんどく感じると思います。
確かに大人、それも経験者であっても1インチ長い28インチのラケットを使うのは、かなり慣れだったり難しさがあります(スイングウェイトがかなり増すため。)
ただ初心者の中年以上の女性であっても、長さは27インチのラケットで始めるのが一般的です。
小学5年生など高学年になってくれば、力の強さだったりはそこまでの差はなくなってきます。
また我々経験者の一般男性も26インチ以下のラケットでボールを打つと、やはり飛ばないなとか、頼りなさは感じるはずです。
何が言いたいかというと、「重すぎて振れない、扱えない。」「軽くて飛ばせない、振る必要性が出てしまう、頼りない」
この両者にならないよう、「上手くなってほしい、フォームを崩したくない、ケガなくテニスをして欲しい。」
ここに尽きると思うんです。
今回は年齢でおおまかな目安を書きましたが、次回は重さやフレーム厚について書きたいと思います。
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