意外と難しいジュニアラケット
今回は、私自身の経験を元に「お子さんがテニスを始めたとき、どんなラケットを選べばよいか」を考える記事です。
実際の失敗談や気づきも交えながら、おすすめラケットをご紹介していきます。
年齢別のおすすめのテニスラケットの紹介はこちら
子供がテニスを始めてラケットを買うことになって、「どのラケットを買ったらいいの?」
「長さは?重さは?値段は?」となりませんか?
私自身はテニス歴は25年ぐらいで、こんなブログを書いているぐらいラケット大好きな者でも子供がテニスを始めたときは、どのラケットが良いのかとても迷いました。
「どのくらいテニスを続けるか分からない」「真剣にするのか、遊び感でするのか」
それによっては、どのくらいの価格のラケットにするかが変わると思いますし、メーカーやラケット自体が変わるように思います。
中学生からテニスを始めて(ラケットを考えるようになった経緯)
まず私のテニス歴だったり、ラケットを考える経緯から書かせてください。
私自身は元々は野球を小学校の時にしていて、中学生からテニスをはじめました。
従兄に選んでもらったはじめてのラケット
はじめて持ったラケットはヨネックスの名前も覚えていないラケット。
300g以下で100インチよりも少し大きかった気がする。
テニス選手よりも松井秀喜が大好きだった時期で、全くテニスの知識がなく歳の離れた従兄にラケットを選んでもらった。
今思えば実業団のリーグに参加している従兄はだいぶ上手かったんだなと。
プレステージとの出会い
そして中学2年生の時に圧倒的スピンとパワーをという広告に騙されて??(笑)HEADのiプレステージMPを購入。
買った当初は全然飛ばない、スピード出ない、スピンもかからない。
正直「前の方が打ちやすい」と思うも、中学生のお年玉でしかも初めて自分で選んだラケットだったので、その事実を認めたくなくて無理して使っていた。
その時はレイトン・ヒューイットが強かった年。
同級生がマッスルパワー1のMIDを購入して、打たしてもらったらもっと飛ばなくて打ちづらい。
そのことで、iプレステージMP使いやすいのかもとか、前のヨネックスが特別打ちやすかったのかもと思うように。
今思うと経験者の方からすれば、あの2本が使いづらいのは当たり前と思うようなスペック。
ラケット知識がないと、広告を鵜呑みにしてしまうとああなってしまう。
無理してiプレステージMP(プレステージ愛に目覚めたきっかけになってしまった)を使ったことによって、はじめて使っていたヨネックスのラケットは打球感が好きになれなかったり、振動が気になったり、頼りなく感じるようになってしまった。
黄金スペックの台頭(ピュアドライブが大ヒット)
そしてその時に大流行したのが、バボラのピュアドライブ。
薄ラケが主流で好きな選手は皆が薄ラケだったし、当時はバボラはストリングメーカーのイメージが強かった。
カルロス・モヤ(ナダルのコーチ)が初期のピュアドライブで優勝したり、めちゃくちゃサーブが強いと話題だったアンディ・ロディックがピュアドライブを使って活躍していた。
そんな時に同級生がマッスルパワーから、ピュアドライブに変更した。
そうしたらボールのスピードは速くなるし、スピンもかかっているしで全然ボールが違う。
それが衝撃的で自分も打たしてもらうことに。
iプレステージMPに慣れていたこともあったし、何よりその時はマラト・サフィンやピート・サンプラスが好きだったこともあり、フォアのグリップは極端に厚くなかった。
そんなこともあり、ピュアドライブで打つとストロークは正直打ちやすいなとは思わなかった。
だけどサーブを打って印象はガラリと変わった。
めちゃくちゃスピードが出る。
結局iプレステージには戻ってくるんだけど、ラケットでこんなに変わるんだと思ったきっかけになった。
おかげで社会人になってからは、山ほどのラケットを打ちたくなるようになってしまったんだけど。
ジュニアの時のラケットで今後も変わることがある
長々と書きましたが、何が言いたいかというと。
意外とラケットで打っているボールは変わるし、打ち方やグリップなども変わる。
なんだったらこれからの好みも変わる。
だからこそ、こういったテニスがしたい。
それが今だったり、将来だったり。
完全に主観にはなりますが、私なりに感じてきたことをお伝えしていければなと思います。
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