(2025年 6月27日更新)
どちらもバボラのRPMブラスト1.25を45ポンドで使用。
2本同日に3時間程を計3回使用して比較した。
ブレード100 | グラビティツアー98 | |
飛び | 〇 | |
バウンド後の伸び | 〇 | |
スピン | 〇 | |
コントロール | 〇 | |
面安定性 | 〇 | |
総合 | 〇 |
第2回目の最終候補比較。
今回は「Wilson ブレード100」と「HEAD グラビティツアー98」のインプレッション比較です。
パートナーから“ボールの質が高い”と評価されたグラビティツアー98と、
自分が打っていて“最も感覚的に扱いやすい”と感じたブレード100。
真逆の評価を持つ2本を、3日間使い込んで徹底的に比べました。
サーブスピード比較(平均)
※20球中、最大・最小を除いた18球の平均
- ブレード100:平均177キロ(自分)/平均173キロ(パートナー)
- グラビティツアー98:平均180キロ(自分)/平均178キロ(パートナー)
打って感じた比較ポイント(自分の視点)
🔸ブレード100の印象
- 全体として非常に使いやすく、ミスが少ない
- バランスが良すぎて、6本の中では少し印象が薄い
- 打球感は最も好みで、コントロールしやすかった
- 最終日はレザーグリップ+3時9時におもり貼付(310g)
あくまでも残りの5本と比べてパワー不足かなと感じたので重たくしてみたけど、印象は良いままでよりしっかりした感じ。
ただパワー不足は解決した感じではなかった。
🔸グラビティツアー98の印象
- スピード、スピン、バウンド後の伸びはトップクラス
- サーブの球質が良い
- 弾道はやや高めで打球感は少し軽く、弾き感が強い=慣れが必要
打球感をもう少し感じたいというか、ダイレクトな感じにしたくて最終日でレザーグリップに変更
これは良い方向に変化して、感覚的に打ちやすくなった。
ホールド感は元々あってその中でも弾き感も強いので、もう少し飛びが抑え目な打球感を感じられるガットに変更するか、ゲージを太くするなどして試したい。
パートナーの視点(受けて感じた印象)
- ブレード100
ミスが少なく、全体的に安定していた。
ボールの質も悪くなくベストではないが、良い方ではあった。
特に重量を足してからは、より安定してたように思う。(ボールの質は変化なし) - グラビティツアー98
ボールの質は一番良かった。
サーブもストロークもバウンド後の伸びがあり返球しづらかった。
ミスが多いと本人は言っていたが、受け手側はそうは思わなかった。
まとめ:今すぐ試合で使うならブレード100
- ブレード100は突出していないが、どれも高得点
- グラビティツアー98は「ボールが強いけど慣れが必要」
- 安定と安心感のブレード、スピードと球質のグラビティ。今すぐ選べないが、使い方次第でどちらも主力になれる
グラビティ → ホールド感のあるガットへ変更
ブレード100 → 飛びの良いガットへ変更して再検証予定
次回予告
次回は「プリンス ビースト98」と「ダイアデム アクシス100」の比較予定!
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