この記事は、私が貸し出している試打ラケットをお客さんが実際に使い、その感想をまとめたものです。現在は5名分ですが、試打人数が増えるたびに少しずつ更新していきます。
- ヘッドスピードレジェンドMPと試打した10名の普段使用ラケット×ガットとの比較
- ヘッドスピードMPとレジェンドMPの違い
- ヘッドスピードMP歴代との違い
- まとめ|HEAD スピードレジェンドMP インプレ
- Aさん(20代男性・テニス歴10年)|普段:ピュアアエロ(RPMブラスト)
- Bさん(30代女性・テニス歴20年)|普段:CX400ツアー(NXT16)
- Cさん(高校生男性・テニス歴7年)|普段:Eゾーン98(ポリツアープロ)
- Dさん(40代男性・テニス歴3年)|普段:Vコア100(AKプロ16)
- Eさん(40代男性・テニス歴20年)|普段:ピュアドライブ(プロハリケーンツアー)
- Fさん(大学生・男性/歴19年)|普段使用:ファントム100(G-TOUR1)
- Gさん(20代女性/歴10年)|普段使用:ウルトラ100(NXT)
- Hさん(40代男性/歴1年)| 普段使用:Vコア100(エクセル)
- Iさん(60代男性/歴40年)|普段使用:ファントムグラファイト107(TGV)
- Jさん(小学生6年生・歴4年)|普段使用:ピュアドライブ(パワジー)
ヘッド スピードレジェンドMP インプレ|(打球感・反発・球威・スピン・面安定性・操作性)
●打球感
打球感は“しっかり目”。
ただし硬いわけではなく、芯を感じる上質なフィーリング。
23mm厚の中では「柔らかすぎず・硬すぎない」絶妙なゾーンに位置しています。
●反発(飛び)
パワー感は100インチ23mm厚の中でもトップクラス。
初速が出やすく、厚い当たりでは明らかに球威が乗る。
●球威(重さ・伸び)
相手コートに伸びる球が打ちやすい。
振り抜けが良いので、しっかり振れる人ほど球の重さが出る。
●スピン
スピン性能は高め。
しっかり振ると自然に弾道が上がるため、打点のズレに対する許容度も高い。
●面安定性
歴代スピードよりも面安定性が向上。
厚ラケの軽さとは違う“安定した押し出し感”がある。
●操作性
黄金スペックよりもやや重心を感じるため、
「しっかり振る前提」のプレイヤーにフィットする操作性。
●軌道の高さ
自然に弾道が上がるため、深いボールを打ちやすい。
ヘッド スピードレジェンドMP インプレ|(5人の意見から見えた実力)
ヘッド **スピードレジェンドMPは、100インチ×23mm厚の中でもっとも“万能性が高いラケット”**です。
初速の出しやすさ、球威、弾道の上げやすさ、スピンの掛けやすさ。
すべてのバランスが高水準で揃っているため、黄金スペックユーザーが「もう少ししっかり振っていきたい」時におすすめです。
■ラケットソムリエによる総合評価
- 初速が出しやすく、しっかり目の打球感
- パワーがある(悪い意味での硬さではない)
- 弾道も自然に上がってくれる
- スピン性能も高めで、厚い当たりからの軌道調整がしやすい
- 面の安定性があり、球質がブレにくい
■どんな人に合う?
- 100インチ黄金スペックより“もう1ランク上の安定感”が欲しい人
- パワーをしっかり伝えたい中級〜上級者
- 厚ラケの軽い飛びでは物足りない
- 薄ラケほどシビアさは嫌
- 共通して「しっかり振っていくプレー」を好む人
▼ヘッドスピードレジェンドMPと試打した10名の普段使用ラケット×ガットとの比較
Aさん(20代男性・テニス歴10年)|普段:ピュアアエロ(RPMブラスト)
- ピュアアエロの方がホールド感と面安定性が高い
- 飛びはほぼ同等
- スピンはピュアアエロの方が良い
→ Aさんは普段使いのピュアアエロの方が合っていると評価
Bさん(30代女性・テニス歴20年)|普段:CX400ツアー(NXT16)
- スピードレジェンドの方がパワーがしっかり伝わる
- CX400ツアーは軽く飛んでくれる感覚
- スピンはスピードレジェンドの方が掛けやすい
→ スピードレジェンドMPの方が気に入った
Cさん(高校生男性・テニス歴7年)|普段:Eゾーン98(ポリツアープロ)
- Eゾーン98はしなりがあり抑えやすい
- スピードレジェンドは飛びが強く、弾き感が強い
- スピン量は似ているが、Eゾーン98は弾道が低く収まりが良い
→ CさんはEゾーン98の方が使いやすいと評価
Dさん(40代男性・テニス歴3年)|普段:Vコア100(AKプロ16)
- スピードレジェンドは重く感じ、飛ばしにくい
- スイートエリアはVコア100の方が広く感じた
→ DさんはVコア100の方が使いやすいという結果
Eさん(40代男性・テニス歴20年)|普段:ピュアドライブ(プロハリケーンツアー)
- ピュアドライブの方が面安定性が高い
- 軌道も上げやすい
- スピードレジェンドはマイルドな打球感でコントロールしやすい
- 飛びを抑えつつパワーを欲しいEさんは、
→ スピードレジェンドMPの方が良かったと評価
Fさん(大学生・男性/歴19年)|普段使用:ファントム100(G-TOUR1)
- いつもより 軌道が上がりスピンが掛かる
- サポート力や弾きは普段のファントムと同等
- しっかり振れたときはファントムの方が良い球が打てた
- 面の安定感はほぼ同じ
- ボレーはスピードMPの方が打ちやすい
→ 今のままで良い
Gさん(20代女性/歴10年)|普段使用:ウルトラ100(NXT)
- ボールに力が伝わる感覚が強い
- ボレーはスイートエリアがシビアで、外すと飛ばない
- サーブはウルトラ100の方が速い
→ 今のままが良い
Hさん(40代男性/歴1年)| 普段使用:Vコア100(エクセル)
- 少し打てるようになってきたので試打したが、いつもより飛ばず硬い
- スイートエリアが小さく感じて上手く打てない
- 初心者には難しいと感じた
→ Vコア100のままが良い
Iさん(60代男性/歴40年)|普段使用:ファントムグラファイト107(TGV)
- 面サイズが小さくなったが、操作性が高く扱いやすい
- スイートエリアは狭く感じない
- ラケットがしっかりしていて 面ブレしない安心感
- 飛びも良く、スライスやボレーの乗る感覚が良い
→スピードレジェンドMPに今すぐ替えたい
Jさん(小学生6年生・歴4年)|普段使用:ピュアドライブ(パワジー)
- スイートエリアが小さいと思ったが、そんなことはなかった
- 相手の球に押される感覚が軽減
- サーブは遅くなるかと思ったが、いつも通り打てる
- いつも肘が痛くなるが肘が痛くならなかった
→スピードレジェンドMPの方が気にいった
10人の結果をまとめると、
「しっかり振って厚めに当てる」「パワーを伝えたい」タイプには非常に好相性、
一方で、
「軽く飛ばしたい」「スイートエリアが広いラケットが好き」タイプには合わない
という、明確な特徴が見えてきました。
ヘッドスピードMPとレジェンドMPの違い
- レジェンドMPの方が打球感がしっかり
- パワーロスが少なく、押し出すような球の重さが出る
- 軌道は現行MPよりやや低く、そのぶん安定感が増した
- フレームがブレにくく、厚い当たりで威力が出しやすい
ヘッドスピードMP歴代との違い
- 23mm厚になったスピードMPの中では最もしっかりした打球感
- 歴代よりもパワーが明確に強い
- ボールの乗りすぎによる“遅れ感”が少なく、テンポ良く打てる
- “柔らかすぎない”という評価は歴代にはなかった特徴
まとめ|ヘッド スピードレジェンドMP インプレ
ヘッド スピードレジェンドMPは、
**「100インチ23mm厚の万能ラケット」**という言葉がもっとも似合います。
- パワー
- 面安定性
- 打球感の上質さ
- 自然なスピン量
- 初速の乗せやすさ
これらが高い次元でまとまっているため、
“黄金スペックからもう少し飛びを抑えて振っていきたい”プレイヤーには、非常に高い満足度を与えるモデルといえます。
一方で、
- 軽く飛ばしたい人
- しなり重視のプレイヤー
- スイートエリアの広さが絶対条件の人
には向かない場合があります。
総じて、
「しっかり振る人」が使うと真価を発揮するラケット。
非常にバランスの良い一本です。


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